膝蓋骨(反復性)脱臼のリハビリテーション

膝蓋骨脱臼を繰り返すことで、軟骨損傷などの2次的問題が生じ、日常生活やスポーツ活動に不安を抱えてしまいます。
リハビリテーションでは膝の安定性を高め、膝蓋骨脱臼の予防を目指します。
 
膝関節に炎症所見を認める場合や手術後早期でのリハビリテーションでは、超音波療法など物理療法を実施し、炎症の鎮静化を図ります。
 

図1.超音波
図1.超音波
図2.アイシング
図2.アイシング


運動療法では、膝関節周囲の筋力強化を行います。膝関節の安定化に重要な筋肉は、膝の内側にある内側広筋と呼ばれるものです。内側広筋の萎縮が認める場合や手術後早期のリハビリでは、低周波治療器を用いて改善を図ります。
 

図3.スクワット
図3.スクワット



図4a.パテラセッティング
図4a.パテラセッティング
図4b.EMS
図4b.EMS


また大腿部の外側にある筋や靭帯の柔軟性低下は脱臼方向へのストレスになる為、ストレッチも行います。
 

図5.大腿外側ストレッチ
図5.大腿外側ストレッチ


さらに動作練習やバランス練習を行い、日常生活やスポーツ活動の不安を取り除いていきます。
医師と連携を取りながら、理学療法士が個々の状態に合わせて、リハビリテーションを進めていきます。

文責:日比 純太郎